「もうあの痛みを繰り返したくない」
そんな思いから、日常の小さな習慣を積み重ねています。
■ 靴を見直してからの変化
前回の記事でお話しした「靴」の見直しは、私の腰にとって大きなターニングポイントでした。
合わない靴をやめて、クッション性があり足にフィットする靴に変えたことで、通勤や買い物のあとに感じていた腰の重だるさが減ったのです。
靴を変えても椎間板ヘルニアが「完全に治る」わけではありませんが、日常の負担を減らす工夫のひとつとして、効果を実感しました。
■ 再発予防のために今も続けていること
ヘルニアは、一度良くなっても再発のリスクが高いといわれます。
私は次のようなことを意識して生活しています。
- 長時間同じ姿勢を避ける(1時間ごとに立ち上がる)
- バスタオルを腰にあてて座る(リハビリで教わった方法)
- 車の運転中もこまめに休憩
- 重い物は持たない、持つときは腰を曲げず膝を使う
- 朝起きたらベッドの中で軽くストレッチ
- 体幹を鍛える軽い運動(無理のない範囲で)
■ 痛みがゼロになったわけじゃない
正直に言うと、今も長時間歩くと腰や足にしびれが出ることがあります。
でも、あの「寝返りもできない激痛」に比べたら、日常生活が送れるだけでもありがたいと感じます。
■ 同じように悩んでいる方へ
- 痛みを我慢しすぎないで、早めに医療機関へ
- 自分に合った靴や椅子、生活習慣を見つける
- 完璧を目指すより「少しでも楽になる方法」を探す
椎間板ヘルニアは時間がかかる病気ですが、焦らず少しずつ前に進めば、必ず「今より楽な日」が来ます。
■ まとめ
この連載では、私が椎間板ヘルニアと診断されてからの経過、治療、生活の工夫、そして靴の見直しまでをお伝えしてきました。
どれかひとつでも、読んでくださった方の生活を楽にするヒントになれば嬉しいです。
コメント