第4回:腰痛の原因は靴かも?身体にやさしい靴の選び方とおすすめの靴を解説!

腰痛対策
  1. なぜ腰が痛いのか…実は“靴”が原因かもしれません
    1. 日々、こんなお悩みをお持ちではありませんか?
    2. 「腰痛と靴」の意外な関係とは?
    3. 腰痛と靴の関係を裏づける医学的根拠とは?
    4. 腰痛対策のために意識したい靴選びのポイント5選
    5. あなたはどのタイプ?〜自分に合った靴を選ぶために〜
      1. 足の形によって、快適に履ける靴のタイプも異なります。自分の足型を知っておくことで、より適した靴選びができ、足や腰への負担も軽減されやすくなります。
      2. ・エジプト型
      3. 親指が一番長く、他の指が斜めに下がっていくタイプ。日本人に最も多い足型です。つま先が細く先端に向かってやや狭くなる靴と相性が良いとされています。
      4. ・ギリシャ型
      5. 人差し指が親指より長く、二番目の指が突出しているタイプ。つま先にゆとりのある靴でないと、靴の先端にあたって痛みが出やすくなります。
      6. ・スクエア型
      7. 指の長さがほぼ同じで、つま先が平らな印象の足型。足先に圧力がかからないよう、幅広でつま先部分にゆとりがある靴を選ぶのがポイントです。
      8. 足の形に合わない靴を履き続けると、指や足裏に過度な負荷がかかり、姿勢や歩行バランスの崩れにつながります。
      9. その結果、腰にも余計な負担がかかり、痛みや違和感を引き起こす原因になることもあるのです。
      10. 自分の足の形を知り、それに合った靴を選ぶことは、腰痛を防ぐためにも非常に重要なポイントです。
  2. 腰痛対策におすすめの靴3選(50代女性にもやさしい)
  3. まとめ

なぜ腰が痛いのか…実は“靴”が原因かもしれません

日々、こんなお悩みをお持ちではありませんか?

  • 朝起きたときから腰が重だるい
  • 買い物や通勤で歩いただけで腰に痛みが出る
  • 病院に行くほどではないけれど、慢性的な違和感が続いている

腰痛を引き起こしているのは、“毎日履いている「靴」”に原因があるかもしれません。

合わない靴を履き続けることで、知らず知らずのうちに腰への負担が積み重なっている可能性が高い のです。

この記事では、合わない靴を履き続けるとなぜ腰痛を引き起こすのかを解説します。

腰痛を引き起こさないための靴選びのポイントについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

〈この記事でわかること〉

◎ 腰痛と靴の関係

◎ 腰の痛みを軽減する靴の選び方

◎ 意外と知らない3種類の足のタイプ

◎腰痛の人のおすすめしたい靴

「腰痛と靴」の意外な関係とは?

たとえば、クッション性のない靴やサイズの合っていない靴を履いていると、足のアーチ(特に土踏まず)が崩れやすくなります。

その結果、全身のバランスが乱れ、腰や背中に余分な負荷がかかることに。

特に立ち仕事や家事の時間が長い方にとっては、疲労や疲れやすさや姿勢の悪化が重なり、慢性的な腰痛へとつながってしまうのです。

靴は、毎日の生活の中で欠かせないアイテム。

だからこそ「腰にやさしい靴選び」が、体をいたわる第一歩になるかもしれません。

腰痛と靴の関係を裏づける医学的根拠とは?

腰痛と靴は関係性があるイメージが湧きづらいかもしれません。しかし、自分の足にあっている靴を履くと、腰痛が改善すると専門家がはっきりと回答しています。

実際にインソールを使用した患者さんのうち、約78%が「腰の痛みが改善した」と回答したという報告もあります。

参照:野中腰痛専門クリニック|「靴が原因で腰痛になることはある?」

調査結果からわかる通り、無理なく長く履ける靴を選ぶことが、腰痛の緩和や予防で重要です。

足をしっかり支え、「腰にいい靴」選ぶようにしましょう。

腰痛対策のために意識したい靴選びのポイント5選

自分にあった靴を選ぶことで、腰痛対策になります。しかし、どんな靴を選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで、腰痛を柔らぐ靴を選ぶポイントを 5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。 

  1. 靴底にクッション性がある

クッション性のある靴底を選ぶようにしましょう

なぜなら、歩行時の衝撃を吸収し、腰や膝への負担を軽減するからです。 

たとえば、極端に靴底が薄い靴やが底が硬い靴は避けるようにしてください。

日常的によく歩く人は、今後靴を買う前に一度履いて、クッション性を確認してから購入することをおすすめします。

  1. 足にフィットする

自分の足にフィットする靴を選ぶことも重要です。

なぜなら、サイズが合っていないと重心が崩れ、足に疲労が溜まりやすくなってしまうためです。靴の幅や甲の高さにも注意しましょう。 

たとえば、つま先に1〜1.5cmほど隙間ができる靴を選ぶことをおすすめします。自分の足にフィットし過ぎたり、隙間が広過ぎたりする靴は避けましょう。

しかし、自分に適した靴なのか判断するのは難しいと思い。

自分の選んだ靴が本当にフィットしているのか不安なときは、シューズを販売している店員さんに確認するのも有効です。

3. 素材の適度な柔らかさ

靴の素材は、足の快適さと姿勢の安定性に大きな影響を与えます。

硬すぎる素材は足の自然な動きを制限し、結果として体全体のバランスが崩れやすくなります。素材によっては足を曲げ伸ばししづらくなったり、足首や膝への負担が増えることもあります。

つま先部分にはある程度の柔軟性があり、自然に曲がる構造であることが望ましいです。一方で、かかと部分はしっかりとした硬さがあり、着地時の安定感をサポートしてくれる素材が適しています。

 

4. インソールが調節できる

インソール(中敷き)の取り外しや交換が可能な靴は、自分の足に合わせて柔軟に調整ができるため、腰痛対策として非常に有効です。

市販のサポートインソールを使用することで、土踏まずをしっかり支え、歩行時の衝撃を和らげることができます。

また、整形外科などで処方される医療用インソールを装着するスペースがある靴を選べば、専門的なケアも取り入れやすくなります。

日常的に使う靴だからこそ、こうした調整のしやすさは大きなポイントです。

5. ヒールが高い靴や靴底が安定していない靴を避ける

ヒールが高い靴や靴底が安定していない靴は、選ばないようにしましょう。 

不安定な靴底だと姿勢が前のめりになり姿勢を崩しやすく、腰痛悪化の要因になるからです。

理想的なヒールの高さは2センチ以下です。また、ヒールの接地面積が広く、太めのデザインのものを選ぶことで、より安定した歩行が可能になります。

また、滑りにくい素材が使用された靴底を選びましょう。アウトソールに溝やパターンが刻まれているものは、様々な路面状況での安定性を確保できます。

日常的に履く靴だからこそ、”体へのやさしさ”を重視した選び方が大切です。

あなたはどのタイプ?〜自分に合った靴を選ぶために〜

足の形によって、快適に履ける靴のタイプも異なります。自分の足型を知っておくことで、より適した靴選びができ、足や腰への負担も軽減されやすくなります。

・エジプト型

親指が一番長く、他の指が斜めに下がっていくタイプ。日本人に最も多い足型です。つま先が細く先端に向かってやや狭くなる靴と相性が良いとされています。

・ギリシャ型

人差し指が親指より長く、二番目の指が突出しているタイプ。つま先にゆとりのある靴でないと、靴の先端にあたって痛みが出やすくなります。

・スクエア型

指の長さがほぼ同じで、つま先が平らな印象の足型。足先に圧力がかからないよう、幅広でつま先部分にゆとりがある靴を選ぶのがポイントです。

参照:腰痛、膝痛の原因は、靴かも?〜足の形と正しい靴の選び方・履き方〜

足の形に合わない靴を履き続けると、指や足裏に過度な負荷がかかり、姿勢や歩行バランスの崩れにつながります。

その結果、腰にも余計な負担がかかり、痛みや違和感を引き起こす原因になることもあるのです。

自分の足の形を知り、それに合った靴を選ぶことは、腰痛を防ぐためにも非常に重要なポイントです。


腰痛対策におすすめの靴3選(50代女性にもやさしい)

腰痛に悩む女性にとって、「自分に合う一足」を見つけるのは意外と難しいもの。

毎日履く靴だからこそ、デザインだけでなく、機能性や履き心地、体へのやさしさも大切にしたいですよね。

ここでは、口コミ評価が高く、腰にやさしいと評判のウォーキングシューズを3つご紹介します。立ち仕事や日常の外出にもぴったりのモデルです。

クッション性抜群立ち仕事に◎軽量&上品
New Balance 880v14/v15 ウォーキングスニーカー
楽天レビュー・クッションが柔らかくて腰や膝が痛くなりにくいです。・普段のウォーキングが楽しくなりました。・通勤でも使ってますが、1日履いても疲れにくいです。
ASICS ライフウォーカー(Life Walker)

楽天レビュー・介護の仕事で使っています。軽くて滑らないし、安心して動けます。・母へのプレゼントに。『足が楽になった』と喜んでくれました。
MoonStar SPORTH ウォーキングシューズ

楽天レビュー・上品なデザインで仕事にも履ける。幅広なのにすっきり見えて気に入っています・長時間歩いても痛くならない!旅行にも履いて行きました。
特徴Fresh Foam Xミッドソール搭載で、歩行時の衝撃をしっかり吸収。
おすすめポイント幅(ワイド/Xワイド)展開あり。足幅に不安がある方も安心して選べる。
特徴医療・介護の現場でも採用される実績を持つ。

おすすめポイント3E相当のゆったり幅で、入れやすく脱ぎやすいマジックテープ仕様。
特徴上品なデザインで仕事にも履ける。幅広なのにすっきり見えて気に入っています
おすすめポイント4Eなど幅広設計で、むくみやすい足にも対応。
さらに効果を高めるポイントインソールの追加土踏まずを支える中敷きを入れることで、さらに体重が分散し、腰への負担軽減が期待できます。定期的な履き替え靴は消耗品です。クッション性が落ち始めたら、新しい一足に切り替えるのが理想です。

まとめ

腰痛の原因はひとつではありませんが、「靴の影響」を見逃している方は少なくありません。

足元から体のバランスを支える靴は、正しく選ぶことで腰への負担を軽減し、毎日の快適さをサポートしてくれます。

この記事で紹介した靴選びのポイントや、おすすめの3モデルは、どれも腰痛に悩む女性の体をやさしく支えてくれる設計になっています。

  1. New Balance 880v14/15:歩行・立ち仕事を快適に支えるクッション性重視派へ
  2. ASICS LifeWalker:安定感とフィット感で腰痛予防を目指す方へ
  3. MoonStar SPORTH:やわらか素材とエレガントな見た目を重視する女性に最適

「最近、腰がつらい…」「どんな靴を選べばいいか分からない…」そんな悩みを抱えている方にこそ、今回ご紹介した内容がきっとお役に立てるはずです。

自分に合った一足を見つけることが、毎日を快適に過ごす第一歩です。

ぜひ靴選びを見直して、腰へのやさしさを実感してみてください。

正しい靴選びが、あなたの毎日をもっと軽やかに変えてくれるかもしれません。


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